九十九里浜に行ってきました。
蝉の声を聞くたびに
目に浮かぶ九十九里浜
皺々の祖母の手を離れ
一人で訪れた歓楽街
ママは此処の女王様
生き写しの様なあたし
誰しもが手を伸べて
子供ながらに魅せられた歓楽街
十五に成ったあたしを
置いて女王は消えた
毎週金曜日に来てた
男と暮らすのだろう
一度栄えし者でも
必ずや衰えゆく
その意味を知るときを迎え
足を踏み入れたは歓楽街
消えていった女を憎めど夏は今
女王と言う肩書を誇らしげに掲げる
女に成ったあたしが
売るのは自分だけで
同情を欲した時に
全てを失うだろう
其処はあたしの庭
大遊戯場歌舞伎町
ア〜アアア〜
今夜からはこの街で
娘の私が女王
〜fin〜
千葉県に行ってきました。
友人と、GAKEってカフェに行った後、九十九里浜へ。
GAKEでの写真↓
げきかわのねこ。(クラスメイトが撮った)
生憎の天気でもめっちゃ笑う私とめっちゃ笑うクラスメイトの女の子。
いい笑顔すぎかよ。
崖にあるGAKEってカフェ、オススメです。
チーズケーキが爆裂おいしかった。
↑九十九里浜で撮った中で一番良く写ったわたし。
夏の思い出として、自分の為に記した。
おしまい。
胎内回帰
椎名林檎について記事を書いたら、椎名林檎が恋しくなった。椎名林檎が恋しい状態で人の卒業アルバムを見る機会があった。あーだったこーだった、コレがカワイイ、美人が多いだ、ヤバブスだのと人の卒業アルバムにやいのやいの言った。そうこうするうちに、自分の学生時代をすこしずつ思い出してきた。
学生時代というか、モラトリアムの時の自分というものは一種の胎児の様なものだと思う。その証拠に学生時代の記憶って妙に曖昧だったりしない?子宮が学校だとすると、子宮口から膣にかけてが就職活動で、その先は何が広がっているかわからない。会社かもしれないし、勉学かもしれないし、芸術かもしれないし、修行かもしれない。大陰唇の外はただひたすらに未知だ。私はこの世に産み落とされてやっと言葉を理解するようになってきたつもり、なのだけれど、いまいちこの大陰唇の外が何かを理解していない。大陰唇の外はもしかしたら全てが不安なのかもしれない。
その次の日、椎名林檎を聞きたくて聞きたくて仕方がなくなった。とは言っても学生時代から音楽を入れていたHDDは落としてしまって音楽データが全てぶっ飛んでいるので、椎名林檎を聞くことは出来ない。悲しみに暮れる中で昔使っていたiPhone4の存在を思い出した。充電をしたら椎名林檎が聞けた。椎名林檎はYoutube以外にも居た。
そして今、会社にて椎名林檎を聞いている。学生時代は一日中イヤフォンを耳にぶっさして椎名林檎、宇多田ヒカル、Syrup16g、Radiohead、Perfume、Daft Punk、Lady GAGAとか聞いてたなって。授業なんかほっぽって自分の世界にどっぷり。きままに睡眠なんか取って、きままにノートなんか取って。高校2年から大学2年までの4年間はそんな生活だった。(高校1年時はすっごく勉強をがんばっていたので、一番偏差値の高い学科で5位とか6位くらいだった。)
椎名林檎を聞いても、「学生時代の思い出らしい思い出」は出てこない。ただ、学生の頃の空気感を思い出す事ができる。当時の自分をなぞって、変わらない自分に安心したり、変わった自分に安心したりする。なんか、社会生活に疲れた自分を体感で理解した。学生時代への胎内回帰、と言うよりは単純に、過去を思い出してみるのも時には悪くないのかもしれない。前ばっかり向いてるのも疲れるもんね。
ジョナゴールド/王林/陸奥
すっげぇ久しぶりに椎名林檎を聞いた。
朝目覚めたら椎名林檎の気分だった。
朝が来ない窓辺を朝に求めてしまったワケだ。
iPodはしばらく充電していないし、
携帯電話にはBritney SpearsとSTUTSしか入っていない。
随分音楽から離れたな~なんて思いながら、
Youtubeにて椎名林檎を鑑賞。
PVによってすげぇブスだったり、
すげぇ昭和顔だったりするので、
お口直しにと思って、群青日和のPV(=椎名林檎が一番かわいいPV)を見た。
はちゃめちゃカワイイ。
あ~~ん♡かわい~~~~♡
これになりたい~~~~♡
教育して叱って~~~~~~~♡♡♡
って、一曲東京事変を聞いたら、
サジェストが東京事変だらけに。
まぁ、ききましょ~つって、東京事変聞いてたら、
キラーチューンの歌詞、わやごっつ良いのな。
「贅沢するにはきっと妬まれなきゃいけないね」
なんて、粋な事言うな~とは元々思ってたんだけど。
「贅沢するにはきっと財布だけじゃ足りないね」とか、
「ちょっと芳しいのを睨まないで 欲しがらないなら」とか、
「今日は一度切り 無駄がなけりゃ意味が無い」とか、
名言のオンパレードじゃん。
なかでも、
「ちょっと芳しいのを睨まないで欲しがらないなら」がかなり好き。
Britney SpearsのWork bitchに通じるものを感じる。
You better work bitch!(努力しなブス!)
ちょっと芳しいのを睨まないで欲しがらないなら(指でも咥えてな)
みたいな?
何より、贅沢する事を是とするこの姿勢が好き。
自分の欲求に素直になっているの、最高過ぎない?
贅沢に生きる人生って、やっぱり、妬まれる様な人生なんだろうか。
自分はどんな人生を妬むだろうか。疑問は尽きない。
雪景色。
北海道出身。東京に出た理由は人並みに恋愛してみたいから。
あまり、セクシャリティを理由にはしたくないけれど、そういう事だ。
田舎のゲイは結婚する。
関東に越してきて4年目。恋しくなってきたものが有る。
雪景色だ。
1年目の冬は「おっ!マジで雪降らないんだ!」って、
逆に興奮したりもしたけど、雪のない一年ってなんだか味気ない。
そりゃあ、雪かきするのなんかハチャメチャ面倒だけど。
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子供の頃は雪が降る度にはしゃいで、
そりを持ちだしてソリソリソリ~っとよく滑って遊んでた。
でも、いつからだっただろう。
多分、中学生に上がる頃には雪で遊んだりしなくなってた。
初雪にすら感動しなくなってた。
もちろんそれは高専を卒業するまで続いていて、
今の今まで、雪なんかじゃ感動しないよ。
って、思ってたんだけど。
凄く雪が恋しい。
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学生の頃の記憶なんて大して残っちゃいないし、
学生の頃は感性が死んでいたので楽しいイベントなんかあんまりなかったけど、
今思い返すと日常の中の景色の約半分は雪景色だったように思う。
最初の約束と違って最終バスがなくなるまで働かされたアルバイト。
帰り道、氷点下10度の中を歩きながら、肉まんをかじって泣いた時。
俺の1時間はこの肉まんと煙草に消えるのかって、
なんだか人生がとてつもなく無駄な事の様に思えた時にあったのは、
あの猛烈な耳の痛みと、寒さによる頭痛と、電灯に照らされた白い雪。
あと鼻水。それから、北海道の最低賃金安すぎ。
なんでバイト終わってから氷点下10度の中を1時間かけて歩かなきゃならないんだよ。
虐待かよ。一生根に持つタイプだから今更怒りが湧いてきた。(遅い)
それから、中学生の頃の部活帰りに
「ケントは人を本当に好きになったこと無いから恋の辛さなんかわからないんだよ!」
って、同級生のデブ女に言われた時にも雪が降っていた。
なんとも失礼な女だよね。
恋愛関係で辛いのは8割方好きになられた方だ。
勝手に被害者面されるから、たまらんよね。
俺が人を本当に好きになったことが無いと思い込むほどの視野狭窄だから
あんたの恋愛も実らないんじゃないの。(遅い怒り)
と、まぁ、日常の中に雪はごく自然に存在していた。
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11月後半から3月頭にかけて雪が地面を覆い、
4月になる頃にやっとコンクリートが頭を出す。
冬の間は土の匂いなんかすこしもしないのだけれど、
雪解けとともに来る暖かな風と、
約半年ぶりに嗅ぐ土の匂いが春の訪れを教えてくれる。
のだけれど。
関東に来て4年目。
土の匂いを嗅がないと春がわからないし、
雪が積もらないと冬がわからない。
関東は春の段階で夏の気温だし、
冬にも関わらず秋の辛い寒さが続く。
(そうやって季節の変わり目に毎年体調を崩す。衣替えの時期が本当にわからない。)
北海道ではあじさいとコスモスが一緒に咲くから、
あじさいが梅雨時期の花っていう感覚もぶっちゃけないし。
まだまだ関東に慣れていないんだなぁって思う。
愛しているよ。だから距離を置こう。
愛しているよ。だから距離を置こう。
僕たちはこのまま一緒に居たらきっと、ダメになる。
僕は君のことが大好きなのに、君のことを憎むようにさえなるだろう。
愛している。愛してる。
酒の話ね。
自分の酒癖の悪さは前々から自覚していたところでは有るのだけれど、つい最近財布を紛失してからというもの「もうお酒を飲みたくないと思っているのにもかかわらず、なんでめちゃめちゃ酒を飲みたいんだろう。」と言う疑問で頭がいっぱい。軽くノイローゼ。そうして酒のことを考えるものだから、どんどん酒が飲みたくなるのだけれど、そんな酒を飲みたがっている自分に自己嫌悪するという悪循環。なんだか、ちょっとヤバそう。労働時間は長いし。(12時間は絶対に会社にいる。)
きっとこんな自己嫌悪や言い得ぬ飲酒への不安、社会生活に対する不安から逃れるために飲酒したいんだろうなって思う。もうわけがわからないけれど、そういう事の様に感じる。やってられっか。酒出せ、酒。
酒に逃げて、酒で失敗して、酒で酒で、そうして酒なのだ。あぁ、あなたに酔っちゃった。というわけである。死にたい。こんなに酔わせてどうする気?抱いてくれもしないのに酒なんか飲まさないでよ。寂しくなってもっと酒が進んじゃうじゃないのさ。
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酒で失敗すると物凄く反省する。この世の終わりかと思うくらい反省する。そもそも、飲酒による躁状態が躁であればあるほど、次の日の抑うつ感は比例して酷くなる。酷いのだ。それに加えて前日に失敗しようものなら、その自己嫌悪並びに自己否定たるやもう、なんていうか、酒を飲まないとやってられないくらいだ。僕はすこし頭が悪いので自己嫌悪や自己否定し始めると簡単に思考停止してしまって、辛い状態が長く続く。だから酒を飲んでまたいい気分になって忘れてしまいたいと思う。
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酒を飲むのが怖い。何とかして酒を飲まなくて良い状況を作りたい。というわけで、心療内科にかかろうかと思っている。財布をなくしてその度に世界が終わるほど自己嫌悪して、それでも酒を飲んでまた財布をなくす。あるときには14時頃にビルの中で寝ていたら薬物中毒者と間違われて警察の世話にもなった。そこまでの失敗をしておきながら、酒をやめられないというのは、ちょっと病的じゃないか?と思った次第だ。だって毎回世界が終わるほど自己嫌悪して「もう次はしない」と思いながらまた酒でやってしまうのは完全に依存の様相じゃないか。
飲酒行動の異常
少しでもアルコールを口にすると、ほどよい量で切り上げることができず、必ず飲み過ぎて問題を起こしてしまう。アルコールをほどよい所でとめる能力が無くなったためである(コントロール障害)。
毎日飲まずにいられないのがアルコール依存症ではない。アルコール依存症の人は、飲まないでいることはできる。しかし、飲み始めるとほどよいところで止められなくなる。
もう、ここの部分を見ると完全にアルコール依存症だ。
アルコール依存症であってほしい。そうすれば酒を断る理由がきちんとできる。
なんかもう、書かないと不安だから書いておいた。
保険証がもどったらすぐに心療内科へ行く。
雑記 2016.08.19
つらくなってから、持ち直すまですっごい早くなった。
こういう図太さを身につける事を大人になるって世間では言うのだろうか。
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会社の先輩の口癖はこうだ。
「なんか良いことないかな~。」
あるわけない。この会社の先輩とはしょっちゅう酒を飲みに行くのだけれど、毎回、会話に進歩がない。先輩はいつだって「いいこと」や「素晴らしいコンテンツ」を求め続けている。それが生きるモチベーションらしい。(この人のコンテンツ消費量は本当に凄い。)ご飯食べに行くたびに「なんか良いことないかな~。」を聞くのだけれど、頑張って欲しい。良いことは自分が具体的に求めて行動を起こさないと起こらない。だから私は宝くじを毎回買うのだ。この行動力を見習って欲しい。(?)アクションがなければリアクションは望めない。
とはいっても「なんか良いことないかな~。」という気持ちはわかる。わかるのだけれど、すんげぇ受動的だよな。生き方。と思っている。「良いことってなんですか?」と聞いて具体的な良いことが帰ってくるのは稀だ。(その稀に帰ってきた具体的な良いことが「良いコンテンツに巡りあう」だったのはいつだっただろうか。)
私は、ある程度は能動的だ。マッチョになりたいからジムに通っているし、ピアノを弾けるようになりたいからピアノを買った。なんとも単純な行動しかしていないけれど、「なんか良いこと」を口をあんぐり開けて求め続けるよりは能動的だ。まぁ、能動的だから偉いってわけじゃないけど。(ただ、毎回「なんか良いことないかな~。」って言われる身にもなってほしい。)
ただ、ここ数日の辛いこと続きのお陰で、私が日々スローガンとしている言葉を思い出した。「丁寧な暮らしがしたい。」
丁寧な暮らしをするために様々なことに能動的になる必要ってあるだろうか?
なんか、最近の私、仕事も私生活も自分の望んでない方向に忙しくしてないか?
という気付き。
自分がなにを好きで、なにをしたいかはここ最近で分かってきたので、
これからは生活を最適化していくことに本腰を入れたほうが良さそう。
でも、先輩、コンテンツに対しては能動的なのに、
なにをそんなに求め続けているのだろう。
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昨日は恋人の誕生日だった。
誕生日プレゼント、何が良いかな?
つって、無難にかつ、手堅く”少し良いボールペン”をプレゼントした。
「ふふふ、センスの良いプレゼントに箱を開けてびっくりよ~!」
って、思っていたにも関わらず。
「えっ、マジ?ウォーターマン(ペンのブランド)すっごい好きなんだよね。」
なんだよ、既に持ってんのかよ!!!
包み紙を見て中身を当てるな!!!
「いや、でも太いタイプのはまだ買ってないから!」
買ってないってことは、好みじゃないってことだよね!?
邪推???!
ちょっと失敗。
でも喜んでくれたポーズはとってくれたし、
一応成功としておきたい。
個人的には彼の好みを加味した上で、
「貰うと嬉しいけど、自分では買わないもの」
をばっちりセレクトしたつもりだったのに、悔しい……
来年の誕生日プレゼントに向けて、
彼が持っているものと、そうでないものをもっと観察していきたい。
今回は観察不足だった。
そういえばきちんと筆箱の中を見ていなかったのだ。
(学生みたいな筆入れにごちゃっとペンが入っていたので、
勝手に”少し良いボールペン”は持っていないと思っていた。)
悔しい~~~