imolog

感じた事や楽しかった事を書いていきます。

エキサイティングTOKYO

 TOKYOではブログのネタに困らない日々が過ごせる。飲み屋街へ出れば治安の特異点に遭遇して、キャバ嬢の腕を乱暴につかんで連れ去ろうとする酔っぱらいに出くわす。ついでに警察沙汰に巻き込まれる。自分も正体がなくなるまで酔っ払うとあんな感じになるのかなって、いきなり苦い薬を飲まされた気分になった。

 川崎もなかなかスリリングだ。週に1回は必ず酔っ払いの喧嘩を遠くで聴くし、年に一回は激しく怒鳴る風俗嬢の声が聴こえる。「アタシの客と(プライベートで)寝てんじゃねぇよ!」スリリングだ。(ピストルの音によく似たカラスよけの音は半年に一回くらい聞こえる。川崎でカラスよけなんか必要なのかな。)

 高校入学を機に親元を離れて生活をして9年目。そろそろ10年目に差し掛かろうとしているのだけれど、よくよく考えると割と退屈をしない日々を過ごしてきたように思う。恋をしてフられて酷く酔っ払ってマルチ商法の餌食になりかけるとか、バケツの水を男の人にぶっかける新宿2丁目の前髪系に巻き込まれるとか、バイト先のゲイバーにパンツ一丁で入ってくるクソジジイを初シフトの時に追い返すとか、前途のキャバ嬢の腕を乱暴につかんで連れ去ろうとする酔っぱらいを取り押さえるとか、なんか、東京って激しすぎない……?(類は友を呼ぶ……?)出歩く時間を間違えているのは一つ理由としてあるかもしれない。

 絶対に地元の人口5000人のド田舎だったらマルチ商法に出くわすことが無いだろうし、バケツの水をぶっかけるオカマを見ることもないし、ゲイバーは無いし、キャバ嬢はもっと守られているし……。お母さん。東京は楽しいです。都会の雑踏に塗れる私を許して。鉄砲をぶっ放すタイプのヤクザをヤクザと気が付かずに一気飲み合戦とかした私を許して。命を大切にしたい。(後からあの人は本物のヤーさんだよと川崎のゲイバーのママに言われた。)

 

エキサイティングTOKYO、犬も歩けば棒に当たる。
あたしは結構出歩いてるから棒に当たってるのかもしれない。

昼に出歩くとどんな棒に当たるんだろう。
ワクワクを求めてやまない。

 

……思い返すと結構前からアクシデント体質だな。