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感じた事や楽しかった事を書いていきます。

美人は整形したがらないでしょ?

山手線の右側のとあるショットバーで出会った強そうな人妻と性格の悪さで意気投合して、初対面の彼女の飲み仲間に悪口を浴びせた。「性格が悪いの治したい~」と僕がほざくとその人妻はこう言った。

「性格が悪いのを認めてしまってるから『性格を直したい。』なんていうんじゃない?美人は整形したがらないでしょ?」

最高かよ……

普通のショットバーにて、ノンケの男性にもその人妻にもゲイである事がバレバレだったようで、自分の振る舞いを正そうと思った。ほげほげオカマとして生きたくない。(けれども死ぬほどほげほげオカマなのも事実だ。苦しい。)

その人妻曰く「おしゃれな人はみんなゲイ」らしいのだけれど、
そんなお世辞をやすやすと信じるほどわたしの性格は良くない。
(でも嬉しかったのでありがとう♥)

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「真面目になりたい」
「穏やかに生きたい」
「イケメンになりたい」

これら私の願望はつまりこういう自己認識の現れである。

「私は真面目ではない。」
「私は穏やかに生きてはいない。」
「私はイケメンではない。」

全て正しい。
けれども、こうだ。

「性格が悪いのを認めてしまってるから『性格を直したい。』なんていうんじゃない?」

つまり、

「真面目じゃないのを認めてしまっている。」
「穏やかに生きていないのを認めてしまっている。」
「イケメンではないのを認めてしまっている。」

僕は割と現状を認めて納得しているのではないか?という気すらしてきた。論理が飛躍していることは理解しているつもりだけど、直感でそう思う。直感には逆らえないタイプの人間なのだ。なぜなら僕はスピリチュアル星占いオカマだからだ。

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「真面目になりたい」という願いが「自分は真面目じゃない」と言う様なマインドセットを作って不真面目な自分を演じ続けているんじゃないかなぁ?と思った。だって俺、根は真面目だし。

願望からの解脱こそが願望を叶える唯一の手段かもしれない。
仏教かよ。

涅槃に入るために修行をしていると涅槃への執着で修行を終えることが出来ない。

ン~~~マンダム。(?)

 

きっとイケメンになりたいと言う願いを捨てたときに私はイケメンになると信じて明日から生きようと思う。

イケメンになりた~~~~~~~~い♥♥♥♥♥

雑記 2016.10.04

めがねを買った。
人生で初の丸めがね。

選んでもらったんだけど、
すっごい似合う。

嬉しい。

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自分じゃまず選ばないなぁって感じ。

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隣のビルで避難訓練を行っていた。

明らかに僕の人生において景色の人達がわらわらと並んでいた。
注意深く見てみた。結構みんな"不揃い"だ。

なんというか、妙に生々しい。
いや、生々しいもなにも、生の人間なんだから当たり前なんだけど。
なんか、あまりにもグロテスクだった。

腕が短い人。腰が妙に前に出てる人。
身長に対して頭の位置が妙に下にある人。
乳首の位置が妙に下な人。

テレビに出る人とか、服のモデルとか、
あぁいう人たちって"かなり"体のシルエットがきれいなんだと気がついた。
体のシルエットがきれいな事をスタイルが良いって言うのか。
そりゃそうか。

ともあれ、なんていうか、人間は自分が思っているより歪な生き物で、
歪な自分も別に他に比べりゃ大したことないな。と思った。

まぁ、僕は信じられないくらい丸めがねが似合うし、
短い足で重心が低めな体がチャームポイントだから良いかな。
とは思うんだけど。(自分大好き)

丸めがねはハゲに似合う。
ハゲを隠して平均に近づこうとするより、
丸めがねでハゲを活かしたほうが良い。

同じ様に短い足を隠そうとしてウエストでジーパンを履くより、
短い足の人は腰でジーパンを履いた方が可愛い。(個人的な好み)
ダックスフンドみたいじゃん。

 

なんか、平均に近づこうとする人とか、
平均と比べようとする自分の価値観が歪なのであって、
ばらばらな体型自体はひょっとすると歪ではないのかもしれないな。

と、たった今、はたと思った。

金子みすゞの詩は尽くムカつくけど、
金子みすゞって凄いのかも。。

 

最後に、大好きなこの詩を皆さんに送ります。

谷川俊太郎/ポエトリージャパン

よかったら読んでみてね。

 

 

 

 

 

 

そう、6年ほど前に作った鍵アカウントを発掘して、
そのアカウントでツイッターを再開した。

やっぱり寂しくなった。

九十九里浜に行ってきました。


蝉の声を聞くたびに
目に浮かぶ九十九里浜

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皺々の祖母の手を離れ
一人で訪れた歓楽街

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ママは此処の女王様
生き写しの様なあたし

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誰しもが手を伸べて
子供ながらに魅せられた歓楽街

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十五に成ったあたしを
置いて女王は消えた

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毎週金曜日に来てた
男と暮らすのだろう

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一度栄えし者でも
必ずや衰えゆく

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その意味を知るときを迎え
足を踏み入れたは歓楽街

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消えていった女を憎めど夏は今
女王と言う肩書を誇らしげに掲げる

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女に成ったあたしが
売るのは自分だけで

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 同情を欲した時に
全てを失うだろう

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JR新宿駅東口を出たら
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其処はあたしの庭
大遊戯場歌舞伎町

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ア〜アアア〜
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今夜からはこの街で
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娘の私が女王
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〜fin〜

 

 

千葉県に行ってきました。

友人と、GAKEってカフェに行った後、九十九里浜へ。

GAKEでの写真↓
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げきかわのねこ。(クラスメイトが撮った)
生憎の天気でもめっちゃ笑う私とめっちゃ笑うクラスメイトの女の子。

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いい笑顔すぎかよ。

崖にあるGAKEってカフェ、オススメです。
チーズケーキが爆裂おいしかった。


f:id:oimoboy:20160929180952j:image ↑九十九里浜で撮った中で一番良く写ったわたし。

 

夏の思い出として、自分の為に記した。
おしまい。

 

胎内回帰

 椎名林檎について記事を書いたら、椎名林檎が恋しくなった。椎名林檎が恋しい状態で人の卒業アルバムを見る機会があった。あーだったこーだった、コレがカワイイ、美人が多いだ、ヤバブスだのと人の卒業アルバムにやいのやいの言った。そうこうするうちに、自分の学生時代をすこしずつ思い出してきた。

 学生時代というか、モラトリアムの時の自分というものは一種の胎児の様なものだと思う。その証拠に学生時代の記憶って妙に曖昧だったりしない?子宮が学校だとすると、子宮口から膣にかけてが就職活動で、その先は何が広がっているかわからない。会社かもしれないし、勉学かもしれないし、芸術かもしれないし、修行かもしれない。大陰唇の外はただひたすらに未知だ。私はこの世に産み落とされてやっと言葉を理解するようになってきたつもり、なのだけれど、いまいちこの大陰唇の外が何かを理解していない。大陰唇の外はもしかしたら全てが不安なのかもしれない。

 その次の日、椎名林檎を聞きたくて聞きたくて仕方がなくなった。とは言っても学生時代から音楽を入れていたHDDは落としてしまって音楽データが全てぶっ飛んでいるので、椎名林檎を聞くことは出来ない。悲しみに暮れる中で昔使っていたiPhone4の存在を思い出した。充電をしたら椎名林檎が聞けた。椎名林檎Youtube以外にも居た。

 そして今、会社にて椎名林檎を聞いている。学生時代は一日中イヤフォンを耳にぶっさして椎名林檎宇多田ヒカルSyrup16gRadioheadPerfumeDaft PunkLady GAGAとか聞いてたなって。授業なんかほっぽって自分の世界にどっぷり。きままに睡眠なんか取って、きままにノートなんか取って。高校2年から大学2年までの4年間はそんな生活だった。(高校1年時はすっごく勉強をがんばっていたので、一番偏差値の高い学科で5位とか6位くらいだった。)

 椎名林檎を聞いても、「学生時代の思い出らしい思い出」は出てこない。ただ、学生の頃の空気感を思い出す事ができる。当時の自分をなぞって、変わらない自分に安心したり、変わった自分に安心したりする。なんか、社会生活に疲れた自分を体感で理解した。学生時代への胎内回帰、と言うよりは単純に、過去を思い出してみるのも時には悪くないのかもしれない。前ばっかり向いてるのも疲れるもんね。

ジョナゴールド/王林/陸奥

すっげぇ久しぶりに椎名林檎を聞いた。
朝目覚めたら椎名林檎の気分だった。

朝が来ない窓辺を朝に求めてしまったワケだ。

iPodはしばらく充電していないし、
携帯電話にはBritney SpearsとSTUTSしか入っていない。
随分音楽から離れたな~なんて思いながら、
Youtubeにて椎名林檎を鑑賞。

PVによってすげぇブスだったり、
すげぇ昭和顔だったりするので、
お口直しにと思って、群青日和のPV(=椎名林檎が一番かわいいPV)を見た。

はちゃめちゃカワイイ。

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あ~~ん♡かわい~~~~♡
これになりたい~~~~♡
教育して叱って~~~~~~~♡♡♡

 

って、一曲東京事変を聞いたら、
サジェストが東京事変だらけに。

まぁ、ききましょ~つって、東京事変聞いてたら、
キラーチューンの歌詞、わやごっつ良いのな。

「贅沢するにはきっと妬まれなきゃいけないね」
なんて、粋な事言うな~とは元々思ってたんだけど。

「贅沢するにはきっと財布だけじゃ足りないね」とか、
「ちょっと芳しいのを睨まないで 欲しがらないなら」とか、
「今日は一度切り 無駄がなけりゃ意味が無い」とか、
名言のオンパレードじゃん。

なかでも、
「ちょっと芳しいのを睨まないで欲しがらないなら」がかなり好き。
Britney SpearsのWork bitchに通じるものを感じる。

You better work bitch!(努力しなブス!)
ちょっと芳しいのを睨まないで欲しがらないなら(指でも咥えてな)

みたいな?

何より、贅沢する事を是とするこの姿勢が好き。
自分の欲求に素直になっているの、最高過ぎない?

贅沢に生きる人生って、やっぱり、妬まれる様な人生なんだろうか。
自分はどんな人生を妬むだろうか。疑問は尽きない。

びっくり西野カナ

西野カナ

 

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えっ、イケてる……

 

Abracadabra

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Secret

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えっ、イケてる……

 

えっ、トリセツとか歌ってる場合じゃなくない?
えっ…………
びっくりしすぎたので、これで終わります。

 

 

 

は?(混乱)

雪景色。

北海道出身。東京に出た理由は人並みに恋愛してみたいから。
あまり、セクシャリティを理由にはしたくないけれど、そういう事だ。
田舎のゲイは結婚する。

関東に越してきて4年目。恋しくなってきたものが有る。
雪景色だ。

1年目の冬は「おっ!マジで雪降らないんだ!」って、
逆に興奮したりもしたけど、雪のない一年ってなんだか味気ない。
そりゃあ、雪かきするのなんかハチャメチャ面倒だけど。

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子供の頃は雪が降る度にはしゃいで、
そりを持ちだしてソリソリソリ~っとよく滑って遊んでた。

でも、いつからだっただろう。
多分、中学生に上がる頃には雪で遊んだりしなくなってた。

初雪にすら感動しなくなってた。

もちろんそれは高専を卒業するまで続いていて、
今の今まで、雪なんかじゃ感動しないよ。
って、思ってたんだけど。

凄く雪が恋しい。

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学生の頃の記憶なんて大して残っちゃいないし、
学生の頃は感性が死んでいたので楽しいイベントなんかあんまりなかったけど、
今思い返すと日常の中の景色の約半分は雪景色だったように思う。

最初の約束と違って最終バスがなくなるまで働かされたアルバイト。
帰り道、氷点下10度の中を歩きながら、肉まんをかじって泣いた時。

俺の1時間はこの肉まんと煙草に消えるのかって、
なんだか人生がとてつもなく無駄な事の様に思えた時にあったのは、
あの猛烈な耳の痛みと、寒さによる頭痛と、電灯に照らされた白い雪。
あと鼻水。それから、北海道の最低賃金安すぎ。
なんでバイト終わってから氷点下10度の中を1時間かけて歩かなきゃならないんだよ。
虐待かよ。一生根に持つタイプだから今更怒りが湧いてきた。(遅い)

それから、中学生の頃の部活帰りに
「ケントは人を本当に好きになったこと無いから恋の辛さなんかわからないんだよ!」
って、同級生のデブ女に言われた時にも雪が降っていた。
なんとも失礼な女だよね。
恋愛関係で辛いのは8割方好きになられた方だ。
勝手に被害者面されるから、たまらんよね。
俺が人を本当に好きになったことが無いと思い込むほどの視野狭窄だから
あんたの恋愛も実らないんじゃないの。(遅い怒り)

と、まぁ、日常の中に雪はごく自然に存在していた。

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11月後半から3月頭にかけて雪が地面を覆い、
4月になる頃にやっとコンクリートが頭を出す。

冬の間は土の匂いなんかすこしもしないのだけれど、
雪解けとともに来る暖かな風と、
約半年ぶりに嗅ぐ土の匂いが春の訪れを教えてくれる。
のだけれど。

関東に来て4年目。
土の匂いを嗅がないと春がわからないし、
雪が積もらないと冬がわからない。
関東は春の段階で夏の気温だし、
冬にも関わらず秋の辛い寒さが続く。
(そうやって季節の変わり目に毎年体調を崩す。衣替えの時期が本当にわからない。)

北海道ではあじさいとコスモスが一緒に咲くから、
あじさいが梅雨時期の花っていう感覚もぶっちゃけないし。

まだまだ関東に慣れていないんだなぁって思う。