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感じた事や楽しかった事を書いていきます。

ラブポエム

雑記

 ぼくは庭で遊んでいた。きれいな花が咲いていたので、摘んで祖母の元へかけよった。祖母は悲しんだ。ぼくは祖母が喜んでくれると思っていたので驚いた。小さなかわいい黄色い花は程なくしてしおれた。ぼくの気持ちみたいだった。いきいきしていた花は摘むとしおれた。
 別の日、また同じ花が咲いていたので、摘んで花瓶に刺した。祖母はそれを見つけてこう言った。「また摘んできたのね」祖母はどうやら花が咲いている事を知っているようだった。こまめに水を変えたけど、やっぱり花は萎れた。あんなに大切にしたのに。
 大人になったある日、会社との往来でその花と同じ花を見つけた。ぼくは余裕のない大人になったのでそのまま通り過ぎた。花をいける余裕なんかない。どうせ萎れる花にはぼくはもう興味なんてなかった。
 次の日も、そのまた次の日も花は咲いていた。ぼくはその花がひと夏の間咲く花だと知った。花が咲いてくれてるその間、ぼくはその花を気にかけようと思った。ずっと咲いてくれれば良いのにと思った。

 

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